
N高・S高・R高のスクーリングについてまとめました。
※N高・S高・R高の学習内容は同じです。
※2025年度の情報をもとに記載しています。
N高・S高・R高のスクーリングとは?
N高・S高・R高では、通信コース・通学コースともに、年間に数日間キャンパスに通い対面形式の授業を受ける「スクーリング」が、卒業資格取得のために必須となります。
スクーリングは、年度中に2回、6日〜8日ほどの登校が必要です。また、スクーリングとは別に、期末(原則年1回)に指定された会場でのテストを受けに行く必要があります。
【スケジュール例】
1回目のスクーリング:3日間(5月〜8月)
2回目のスクーリング:3日間(9月〜12月)
期末テスト:1〜2日間(12月〜)
スクーリング会場はN高の全国拠点のキャンパスのなかから選択できます。我が家は関東甲信エリアで、スクーリングキャンパスは「ところざわサクラタウン キャンパス」でした。遠方のため、毎回会場近くにホテルをとってスクーリングへ通っています。
また、2年次には本校でのスクーリングに通う必要があります。スクーリング2回のうちのどちらかを、本校に行って授業を受けます。本校所在地はN高・S高・R高それぞれ異なるため、所属する高校の本校でスクーリングを受けます。
【本校スクーリング】
N高:沖縄県うるま市 沖縄伊計本校(4泊5日)
S高:茨城県つくば市 茨城つくば本校(3泊4日)
R高:群馬県桐生市 群馬桐生本校(3泊4日)
本校スクーリングは宿泊型と通学型があり、宿泊型は旅行会社のプランに申し込み、集合場所から本校までの移動から、宿泊先、食事の手配などがすべてついています。我が家はN高なので沖縄でのスクーリングとなり、現地の空港まで行けば迎えにきてもらえるそうです。
また、本校スクーリングはその土地ならではのアクティビティなどもあり、修学旅行のような特別な時間を楽しめます。N高「沖縄伊計本校」ではハーリーの体験や島ぞうり制作など、沖縄文化と自然を楽しむ学習。S高「茨城つくば本校」ではJAXAつくば宇宙センター地図と測量の科学館など、つくば市の魅力を生かした学習。R高「群馬桐生本校」では富岡製糸場や群馬サファリパークの見学、桐生織や藍染の体験などができます。
まとめ
N高・S高・R高のスクーリングについて紹介しました。生徒たちが楽しく学べて交流できるプログラムが用意されています。
●筆者プロフィール●
N高に通う子どもを持つ母です。実体験をもとに、N高についてわかりやすくまとめています。N高関連の記事一覧はこちら