サンタの街に住んでいる、100にんのサンタクロースの1年の暮らしが覗ける絵本「100にんのサンタクロース」。個性豊かなサンタさんたちの生活はとっても楽しそう。
絵本「100にんのサンタクロース」って、こんなお話。
100にんのサンタが住む街では、 100にんいろいろなサンタがみんなで力を合わせて、 1年がかりでクリスマスの準備をします。 地図を作ったり、プレゼントの準備をしたり、衣装を作ったり。 お天気を作る練習もします。 そしてとうとうクリスマスの日、 プレゼントを配り終えたサンタたちだけのお楽しみとは…。 100にんみんなそれぞれいろんな役割があるサンタさんの絵本。
出典:100にんのサンタクロース:谷口智則
絵本「100にんのサンタクロース」レビュー
こどもって、サンタクロースがどこに住んでいて、どうやってプレゼントを用意して自分たちのところへ運んできてくれるのか、っていう事がわかるとワクワクしますよね。でもこの絵本「100にんのサンタクロース」ではもっと詳しく、サンタさんたちの楽しい生活がのぞけちゃうんです。
「わあ、サンタさんたちってこんな街に住んでいるんだあ。」
「春から準備を始めるんだね。」
「ええっ、夏はこんな風に過ごしてるの?」
「秋には空でこんなに素敵な練習をしていたんだね!」
そして、クリスマス前にはプレゼントを用意して・・・。クリスマスのあと、お仕事がぜーんぶ終わった後のサンタさんたちお楽しみは、とってもとっても楽しそう!
そして背表紙の裏には、100にんのサンタさんが一人ずつ紹介されているんです。全員の名前を覚えられるかな?どのサンタさんがどのシーンに登場するか、もう一度最初から見直したくなっちゃう。
「100にんのサンタクロース」は何度読んでも楽しめる、素敵な絵本です。絵もとっても可愛いので、大人が読んでも楽しめますよ。個人的には、サンタさんたちの夏服がとっても可愛くて好きです。