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季節行事を1カ月遅れで行う地域があるのはなぜ?「七夕」「端午の節句」「ひな祭り」などを月遅れで行う理由は?

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「七夕」「端午の節句」「ひな祭り」などの季節行事を1カ月遅れで行う地域は多くありますよね。私が住んでいる長野県もそうです。でも、なんで1カ月遅れでやるのでしょうか?

 

季節行事を月遅れで行うのはなぜ?

日本の代表的な季節行事は、昔の旧暦が使用されていた時代に定められました。1873年、明治政府により旧暦から新暦への切り替えが行われ、季節行事を行う時期も本来よりも約1カ月早くなりました。

 

しかし、旧暦で行われていた季節行事を新暦(本来よりも1カ月早い)で行うと、季節に合わせて行われていた行事が天候などにより行いにくい問題などが起こります。

 

例えば、「七夕」を新暦の7月7日に行うと梅雨の時期で雨と重なってしまうため、旧暦で行われていた季節と同じ8月8日にお祝いをする地域があります。仙台の七夕まつりも毎年8月6日~8月8日に行われていますね。

 

このように、もともと昔の旧暦の時代に行われていた行事だから、新暦になってからも旧暦と同じ季節に行いましょうと、月遅れで季節行事が行われる地域が多く残っているんです。