長野県小谷村に位置する栂池自然園は、高層湿原を有する自然園で、新潟・富山・長野・岐阜の4つの県をまたぐ中部山岳国立公園内にあります。標高は約1,900メートル。栂池自然園へのアクセス方法、駐車場・ゴンドラ・リフト料金、園内の歩き方などをご紹介します。
栂池自然園へのアクセス方法
栂池自然園は、栂池高原スキー場のゴンドラ乗り場より、ゴンドラ(約20分)とロープウェイ(約5分)を乗り継いで到着します。
料金は往復+栂池自然園入園料で大人3,700円、こども(小学生)2,100円。
※マイカーで行く場合は、ゴンドラ前の駐車場料金が500円かかります。
【栂池ゴンドラ・栂池ロープウェイの時刻表】
2022シーズンは、栂池ロープウェイは通常71人乗りのところを感染予防で30名定員とし、定期20分間隔にて運行されています。混雑時は増発して運行されます。
栂池自然園の歩き方
栂池自然園の園内は歩きやすい木道が整備されていて、約5.5kmの遊歩道を自然を楽しみながら散策・トレッキングすることができます。ビジターセンターをスタートして、4つの湿原を巡ります。
上の地図の、
1)の場所は「みずばしょう湿原」。「みずばしょう湿原」まではビジターセンターから往復約1km、散策時間は往復約1時間。
2)の場所は「わたすげ湿原」。「わたすげ湿原」まではビジターセンターから往復約2km、散策時間は往復約1時間30分。
3)の場所は、「浮島湿原」。「浮島湿原」まではビジターセンターから往復約3km、散策時間は往復約2時間30分。
4)の場所は、「展望湿原」。「展望湿原」まではビジターセンターから往復約5.5km、散策時間は往復約3時間30分。
栂池自然園の散策・トレッキングにおすすめの季節
栂池自然園の開園期間 は6/11~10/23。どの季節に行っても季節の花が咲いて美しい湿原を堪能できますが、おすすめはミズバショウの咲く6月中旬~7月上旬、ニッコウキスゲの咲く7月中旬〜下旬、秋の紅葉が見頃の9月中旬~10月中旬です。
栂池自然園の気温・おすすめ服装、靴など
栂池自然園は標高1,900メートルに位置します。年間の平均気温をみてみましょう。
- 1月 -6° / -14°
- 2月 -5° / -14°
- 3月 0° / -11°
- 4月 8° / -5°
- 5月 13° / 0°
- 6月 16° / 6°
- 7月 20° / 10°
- 8月 21° / 11°
- 9月 16° / 7°
- 10月 10° / -1°
- 11月 3° / -7°
- 12月 -3° / -12°
栂池自然園は標高が高く涼しいですが、天気が良い日は歩いていると汗ばんだり、天候が崩れると寒さを感じるなど、山の天候は日々変わります。栂池自然園に行く時は、何枚かレイヤードを重ねて、すぐに脱ぎ着ができるようにしておくのがおすすめです。
また、グリーンシーズンのはじめとおわりには遊歩道に雪があることも。雪道のときは歩きやすいかつ、滑りにくい靴がおすすめ。
雪がない夏の時期は、履き慣れた運動靴がおすすめです。
まとめ
栂池自然園についてご紹介しました。栂池自然園は散策・トレッキングにとてもおすすめな場所です。
●栂池自然園「みずばしょう」の季節レポート●
cnwriting.hatenablog.com
●栂池自然園「紅葉」の季節レポート●
cnwriting.hatenablog.com
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