長野県大町市で北アルプス国際芸術祭が開催されています。期間は2021年8月21日〜10月10日まで 会期延長に伴い2021年10月2日(土)〜11月21日(日)となりました。
2020年に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により開催が2021年に延期され、さらに会期が延期され、今回の開催に至ります。
北アルプス国際芸術祭とは?
北アルプス国際芸術祭は、長野県大町市を中心とした国際アートフェスティバル。2017年に1回目が開催され、今回は2回目となります。国内外のアーティスト42組の作品が、大町市の5エリアに展示されます。
鑑賞料金は作品ごとに300円(一部鑑賞料の異なる作品あり)。全ての作品を鑑賞できる「作品鑑賞パスポート」も販売されています。
「作品鑑賞パスポート」概要・購入方法
- 当日販売価格:一般2,000円、16〜18歳2,000円、15歳以下無料
- 前売販売価格:一般1,500円、16〜18歳1,000円、15歳以下無料
- 販売期間:前売2021年5月15日~8月20日/当日2021年8月21日~10月10日
- 購入方法:WEB販売、窓口販売(北アルプス国際芸術祭実行委員会事務局)
「作品鑑賞パスポート」は、イベント・パフォーマンスをのぞくすべての作品をパスポート提示にて鑑賞できますが、1作品1回のみとなり、2回目はパスポート提示で鑑賞料が100円引きとなります。イベント・パフォーマンスはパスポート提示で鑑賞料金が割引されます。
パスポート提示で割引や特典が受けられる大町市内の温泉・飲食店・アクティビティもあるのだそう。
北アルプス国際芸術祭に出展される作家さん・作品一覧は公式ホームページ「作家・作品|北アルプス国際芸術祭」で確認できます。
北アルプス国際芸術祭のまわり方
北アルプス国際芸術祭では、大町市内を5つのエリアに分け、作品が展示されています。市街地エリアは14作品、ダムエリア3作品、源流エリア7作品、仁科三湖エリア4作品、東山エリア6作品のほか、野外ステージで展開されるパフォーマンスが5作品。
北アルプス国際芸術祭のまわり方は、まずはじめにインフォメーションへ行きます。インフォメーションは市内4箇所に設置されています。
【北アルプス国際芸術祭インフォメーション場所】
信濃大町駅前インフォメーション (📍Japan Discovery Center Omachi)
ノースインフォメーション (📍木崎湖畔)
イーストインフォメーション (📍ぽかぽかランド美麻)
サウスインフォメーション (📍ええっこの里)
インフォメーションへ行ったのち、作品めぐりをします。5つエリアがあるので、作品一覧を見て、興味のある作品の場所から巡るのがおすすめ。
おすすめのまわり方は、車。時間を気にせず、市内観光をしながら巡ることができます。また、オフィシャルバスも運行されています。
バスで巡る方法
信濃大町駅前から芸術祭専用のオフィシャルバスと観光周遊バス・信濃大町ぐるりん号が発着しています。バスのコースは4コースあります。
【バス巡回コース】
- オフィシャルバス ダムコース
⑮淺井裕介→⑯トム・ミュラー→⑰磯辺行久→⑳松本秋則、⑲リー・ホンボー(李洪波)→⑬宮永愛子→⑧本郷毅史→⑨原倫太郎+原游、⑩渡邊のり子、⑪布施知子、⑫ポウラ・ニチョ・クメズ→⑦地村洋平
- オフィシャルバス 仁科三湖コース
㉑平田五郎→⑱川俣正→㉕淺井真至、㉖木村崇人→㉗マーリア・ヴィルッカラ→㉘杉原信幸→⑬宮永愛子→⑨原倫太郎+原游、⑩渡邊のり子、⑪布施知子、⑫ポウラ・ニチョ・クメズ→⑧本郷毅史→⑦地村洋平
- オフィシャルバス 東山コース
㊱ヨウ・ウェンフー(游文富)→㉜目、㉝菊池良太→⑭コタケマン→㉚青島左門→㉙持田敦子
- 観光周遊バスぐるりん号 南コース
㉔ミラ・ヴァーテラ→㉒エマ・マリグ→㉓マナル・アルドワイヤン→㊲エカテリーナ・ムロムツェワ ※この他、周辺の観光地を巡ります。
【バス料金(1日券)】
①②③コース オフィシャルバスは無料。乗車条件として、インフォメーションでもらう検温済リストバンド着用が必須。
④コース 観光周遊バスぐるりん号は大人500円、小学生200円、未就学児無料。
土日祝はすべてのルートのバスが運行しますが、平日は運行しないルートがあります。運行日・時刻表の詳細は、公式ホームページで確認できます。
おすすめは?
我が家は大町市在住なので、休日などにエリアごと作品巡りをして楽しんでいます。小学生の子どもは学校でも芸術祭に行きました。どの作品が好きだった?って聞いてみたら、旧大町北高等学校に展示されている"原倫太郎+原游[日本]ウォーターランド~小さな大町~"がとても楽しかったとのこと。
北アルプス国際芸術祭を巡っていると、あらためて大町市の魅力を発見できるんです。例えば、ダムエリアは中部山岳公園内にあり、作品を見た後にまわりの景色や自然を存分に味わえます。これからは紅葉でさらに最高の景色が見れますよ。
昨日は⑰磯辺行久「不確かな風向」 を見に行きがてら、七倉ダムに登ってきました。とても綺麗だったよ。
北アルプス国際芸術祭を訪れる方は、ぜひ大町市の景色や自然を一緒に楽しんでみてください。
オフィシャルグッズやオフィシャルガイドブックも販売中!
信濃大町駅近くにあるショッピングセンター・フレスポ大町内に、北アルプス国際芸術祭のセントラルショップ(📍地図)がオープンしています。オフィシャルグッズやオフィシャルガイドブックが販売されているので、立ち寄ってみてくださいね。