長野県下高井郡山ノ内町の地獄谷温泉にある「地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)」は、野性のニホンザル生態が見られる公園で、冬になるとサルが温泉につかる姿が人気を集める観光地。外国人からの人気も高く、Snow Monkey Parkとも呼ばれます。
地獄谷野猿公苑へのアクセスは、いちばん近いのは地獄谷駐車場(有料500円/台)。地獄谷駐車場から地獄谷野猿公苑までは徒歩15分と最短で行けます。この道は歩きやすく、小さな子ども連れで行きましたが問題なく到着しました。
ただ、地獄谷駐車場までの山道が狭いんです。車がすれ違えないほど細い道を行くので、ちょっと大変でした。
冬場は地獄谷駐車場までの道が通行止めになっているので、上林温泉の野猿公苑専用駐車場(無料)から徒歩30分の道のりを歩くことになります。山道なので、歩きやすくて汚れても大丈夫な靴で行くとよいと思います。
私が地獄谷野猿公苑を訪れたのは2017年8月。暑くて温泉に入っているお猿さんはいなかったけど、とても可愛い姿が見られました。
地獄谷野猿公苑入り口まで歩く間に、間欠泉「渋の地獄谷噴泉」があります。
川底から噴上げる熱泉は高さ20mにもなる自然噴泉で、国の天然記念物に指定されています。地獄谷温泉旅館「地獄谷温泉後楽館」の源泉。現在はこの「渋の地獄谷噴泉」ひとつしか残っていないけれど、昔は数多くの噴泉があり、地獄の底から吹き上げる噴泉の音がゴーゴーとあちこちで鳴り響くことからこの地が「地獄谷」と名付けられたのだそう。