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【体験談】妊娠中の子宮頸がん検診で異常あり→HPV検査陽性→コルポ診から自然治癒するまで

妊娠中の子宮頸がん検診で異常ありとの診断を受け、HPV検査陽性、コルポ診と検査を受けました。精密検査が必要と言われたときには「まさか自分が」と思い、とても怖くて、検査までの日々は同じ検査を受けた人の体験談などを検索しまくっていました。

 

体験談が思ったよりも少なかったこと、ほかの方の体験談が参考になったことなどもあり、私の経験も誰かのためになるかもと、ここに私の体験談を残すことにしました。

 

このブログの内容(長いので先に概要を書きます)

【妊娠10週】

  • 子宮頸がん検診(細胞診)でASC-US→HPV検査陽性→コルポ診→CIN2

【妊娠27週】

  • 再検査→NILM(ん?治った?そんなことある?と思いながら次の再検査を待つことに)

【産後1ヶ月】

  • 再検査→ASC-US→コルポ診→CIN1
  • CIN1に下がったので、HPV検査をしてその結果で次回の検査時期を3カ月後か、半年後か決定しますとのこと
  • HPV検査結果、陰性(CIN1に下がってるし、陰性だったのでこのまま治るかも、と先生)

【産後8ヶ月】

  • 再検査→異常なしの結果が郵送されてくる

 

以下は詳しい体験談です。

 

私の子宮頸がん検査の流れ

  • 妊娠10週で子宮頸がん検診(細胞診)を受けました。
  • 次の検診時(12週)、子宮頸がん検診の検査結果がASC-USだったということで、HPV検査をしました。その後の検診(1カ月後)時に、結果が良くなかったらコルポ診をしましょうということでした。
  • 2週間後(14週)、病院から電話があり、HPV検査が陽性だったとのことで、1カ月後の検診を待たずに病院で精密検査(コルポ診)を受けました。

 

【コルポ診体験談】痛みはありませんでした

1回目の子宮頸がん検診と、2回目のHPV検査は痛みはないですが、精密検査のコルポ診精密検査には、コルポスコープという機械で異常箇所があるか確認し、異常が発見された箇所の細胞を採取するため、痛みがあるとのことで不安でした。コルポ診の体験談を読むと「あまり痛くなかった」という感想よりも「痛かった」という感想が多かったので、すごく不安になってしまっていました。麻酔なしで少しつまみ取るって、どんな感じなんだろう、、、(怖)ってなっていました。

 

コルポ診の最中は、「少し時間がかかるから痛みや気持ち悪さなど感じたら言ってくださいね」と、看護師さんが常に「大丈夫?」と私を気にかけながら検査が進んで、先生も優しく丁寧に診てくれたのがわかりました。緊張で心臓がバクバクしていたのですが、採取するときはカチッと小さな音がしてちょっと違和感があっただけで、痛みを感じることはありませんでした。想像して覚悟していた痛みが「10」だとすると、実際の痛みは「1」以下でした。予防注射のほうが痛いくらい。

 

私の場合は1箇所切り取っただけで、出血も少なかったようです。出血を止めるために中に粉を撒きますと言われ、止血用のガーゼを詰めて、2時間ほどベッドに横になって休みました。その後止血の確認をしてもらい、帰りました。妊娠中は出血が多くなりやすいそうで、1週間様子を見て大量出血がなければ大丈夫とのことでした。

 

コルポ診の検査後は少し貧血のような気分の悪さはありましたが、一人で行ったので、自分で運転して帰ってくることもできました。

 

コルポ診の痛みなどは個人差があるので、痛くないよ大丈夫だよと安易にいうことはできませんが、いち体験談として、私の場合は痛くなかったです。だから、コルポ疹の検査前で心配になっている人、不安な人に、「全然痛くなかった人もいるよ、心配しすぎなくても大丈夫だよ」と少し不安が和らぐ体験談となればと思います。

 

コルポ診の検査結果はCIN2、その後の経過

  • コルポ診の結果は2週間後。検査結果を聞く日は憂鬱になりながら病院へ向かいました。結果はCIN2(子宮頸部中等度異形成)でした。医師曰く、妊娠中は慎重に再検査や経過観察をして、出産後に再度検査をするとのこと。今よりも数字が良くなることもあるし、悪い方に進んだら手術などの治療が必要になるとのこと。

 

  • 次に検査をしたのは妊娠7カ月の終わり(27週)。再度子宮頸がん検診(細胞診)を受けました(このときは前回と違う先生で結構強めに擦られた)。検査結果はNILMでした。先生に「子宮頸がん検査結果ですが問題ありませんでした」と言われて、「えっ、問題なかったんですか!?」と思わず聞き返してしまうくらいびっくり。CIN2(中等度異形成)が自然に治ったの?

 

  • 産後の1カ月健診のときに再検査(細胞診)を受けました。今回の細胞診も前回、前々回とは違う先生でした。郵送で結果が送られてくるとのことでしたが、病院から電話があり、「検査ひっかかっちゃったのでコルポ診します」とのこと。前回の検査で問題がなかったのは、擦る場所の問題かなぁと思いました。コルポ診は2回目も前回のコルポの時と同じ先生で、緊張することなく受けられました(この先生がいちばん信頼できるし、丁寧に優しく診てくれます)。痛みは全くありませんでした。「終わりました」って言われて、えっいつ採取したの?って感じたほど。出血はあったので採取したんだなとわかったけど、いつ採取されたかわからなかったです。結果はCIN1。1回目のコルポ結果はCIN2だったのでひとつ下がりました。HPVの型の検査をして、ハイリスク型だったら今後3カ月おきに再検査、ハイリスク型じゃなかったら半年おきに再検査をして経過観察していくとのこと。HPV検査の結果、なんと陰性でした。医師に「自然に排除された可能性が高い。前回のコルポでCIN2がCIN1に下がっていたのも、このまま事自然に治るかも」と言われました。次は半年後に再検査です。

 

このままCIN2が自然治癒するかも

子宮頚がんの検査に引っかかってから、心配で不安でたくさんインターネットで検索をしました。でも、CIN2が自然治癒したっていう体験談は見つけられなくて不安になっていました。

 

今回、妊娠中にHPV陽性でCIN2→出産後にCIN1→HPV陰性→という流れできているので、お医者さんが言ったようにこのまま自然治癒してくれればいいなと願います。半年後の再検査で、CIN2が自然治癒しましたってこのブログに書けますように。

 

【追記】CIN2が自然治癒しました

前回の検査から半年後、再検査(細胞診)を受けました。いつもの信頼できる先生。2週間後、検査結果が送られてきて、異常なしでした。CIN2、治りました。次は1年後に定期検診です。今後もしっかり定期的な検診を続けていこうと思います。

 

これまでは、2週間くらいすると病院から電話がきて、着信をみたとたんに「ああ、検査結果悪かったんだ」ってがっかりしていたけれど、今回郵送で異常なしの結果が届いて、ほんとうに嬉しくて、ほっとしました。

 

子宮頸がんワクチンについてもお医者さんに聞いてみました

そういえば細胞診検査のときに先生に、「今から子宮頸がんワクチンって受けても意味ないでしょうか?」って聞いたんです。そうしたら、結婚していて、もうこの先パートナー以外からうつる可能性がない場合は、ワクチンで防ぐということはできないとのことでした。もし仮に旦那がHPVを持っていた場合は、もうすでにうつされてしまっているので、それに対してワクチンは効かないとのこと。ワクチンはあくまでもこの先新たに別の人と性交渉を持った場合にうつされてしまうのを防ぐ意味がある、とのことでした。

 

そのため、定期的な検診がほんとうに大事になってくるということ。しっかり定期検診を続けていきます。

 

妊娠中の子宮頸がん検診でひっかかり、総合病院でよかったと思いました

私は、第一子は個人病院にかかり、現在の第二子は総合病院にかかりました。前回の妊娠時は何も問題なく出産まで進みましたが、今回子宮頸がん検査にひっかかり、精密検査まで進んだことで、総合病院だとそのまま見てもらえるのでよかったなと思いました。