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日本の学校教育はいつまで「みんな一緒」文化やってんだよと思う。

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日本の学校教育っていつまで「みんな一緒文化」やってんだよって思うことがすごくあるんですよ。

 

日本の学校教育制度が作りだしている「みんな一緒文化」

日本の学校は未だにランドセルがほぼ強制、見た目の決まりにもうるさい(髪型や髪色、服装など)。それが、子どもの個性を押し殺してしまう。日本なんて小学生から高校生までみんな見た目一緒じゃないですか。でもそれは子どもが望んでしているんじゃなくて日本の学校教育制度が作りだしてしまっている「みんな一緒」文化です。

 

もうずっと問題になっている日本の子どもの深刻ないじめの問題だって、その「みんな一緒文化」が原因の一つにもなっていると思うんです。日本の学校は、クラス分けして1日中同じクラスの人達と過ごしているから、日本では陰湿ないじめがすごく多く生まれるんだと思う。

 

 

海外の学校はぜんぜん違う

私は高校の時アメリカに留学して、アメリカの高校のカリキュラムは「大学みたいだな」って驚いたんです。

 

海外の学校は大学みたいなカリキュラムになってる

アメリカの高校では、授業も必須教科以外は自分で自由に選択できて、選択肢もすごく多い。言語の授業も、必須の英語(日本の国語と一緒ですね)以外に、スペイン語クラス、ドイツ語クラスがありました。面白かったのは、演技のクラスがあったこと。他にも美術のクラスも3種類くらいあって、すごく細かく分かれているんです。

 

選択できる授業の種類が豊富な部分も、自分の得意なものを伸ばせる教育だなあと感じたし、自分で授業選択ができることも、ただ決められたカリキュラムをこなすだけの日本よりもずっと子どもが自立できると感じました。

 

アメリカの高校生が日本の高校生よりもずっと大人びて見えたのは、ただ見た目が大人っぽいというだけじゃなくてそういう教育制度の違いもあるんだろうなと、当時高校生だった私は強く感じて、今でもその衝撃を覚えています。

 

日本みたいな、執拗に陰湿ないじめが起こりにくい環境

アメリカの高校では、生徒ごとに授業スケジュールが違って、授業ごとにメンバーががらっと変わるから、1日中同じメンバーと過ごさなきゃいけない日本みたいに人間関係が蜜になりすぎない。そういう部分がすごく楽だった。

 

だから日本みたいな「執拗に陰湿ないじめ」というものが私が通っていたアメリカの学校ではなかった。同じクラスに1日中いることがないから、「クラスの中で孤立」ということが起こりにくい。あと日本みたいに友達のグループがしっかり分かれていて、休み時間も昼食もずっと同じグループで固まってる(特に女子)、みたいなことがないから、日本で問題になる、「執拗な陰湿さ」が生まれにくいのかもしれないと感じた。

 

もちろんアメリカでもいじめの問題は昔も今もある。ただ、実際に体感して感じたことが、いじめによる「陰湿さ」が、日本のほうがむごい。

 

朝から夕方まで同じ教室に閉じ込められて同じメンバーで過ごさなければならない日本の学校制度って、日本のいじめのむごさを生み出しやすくしてしまっているように感じてならない。

 

クラスの中でいじめられてしまったら、1日中そのいじめグループと同じ空間に閉じ込められて過ごさなければならないんです。逃げ場がない。そして、その狭い空間のなかで、いじめの内容もどんどん陰湿に陰湿になっていくんです。追いつめて追いつめて追いつめてしまう。今の日本の昔から変わらない学校教育制度が、今問題になっている日本の学校での執拗に陰湿ないじめを生み出しやすくしてしまっている。

 

 

 日本の学校教育はなんで変わらないんだろうか

日本の学校に対するこのモヤモヤした気持ちはずっと持っていたんだけど、自分の子供がもうすぐ小学校に上がるので最近すごく強く感じるようになったんです。小学校の説明会や保護者会が増えてきて、なんだか昔と全然変わっていない日本の学校教育制度にがっかりしたんですよね。いつまで「みんな一緒文化」やってんだよ、って。