安曇野ちひろ美術館の「トットちゃん広場」がついにオープンしました。今日はオープニングイベント ~トットちゃんの夏祭り~が開催されて、遊びに行ってきました。
トットちゃん広場
トットちゃんの電車の教室として使用されている電車2両は長野電鉄より松川村が譲りうけた「モハ」と「デハニ」。
モハ↓
デハニ↓
オープニング記念の、モハとデハニの特別乗車券をもらったよ↓
電車の中にはトットちゃんが通った「トモエ学園」の電車の教室が再現されています。「窓ぎわのトットちゃん」で読んだあの教室がこの目で見れるなんて。感動です。
こんな教室で勉強できたら、楽しいだろうなあ。「窓ぎわのトットちゃん」をもう一度読み返したくなりました。
この教室が再現されているのは、「デハニ」の中。「モハ」の中には、トモエ学園の図書室が再現されています。
中は本当に居心地がよくて、いつまでもここで本を読んでいたくなってしまいます。
他にも、トットちゃん広場の中には「窓ぎわのトットちゃん」の話の中に出てくる、トットちゃんがお財布をトイレ(当時は汲み取り式)の中に落としてしまって、それを拾うためにトイレの外の丸いコンクリートの蓋を外してひしゃくで汲み取りを始めた、その場面(コンクリートの蓋とひしゃく)まで再現されています。蓋の中を覗くとトットちゃんが落としてしまったお財布も。その場面での校長先生の「終わったら、みんな、もどしとけよ。」という言葉、「窓ぎわのトットちゃん」を読んだことがある人の記憶には鮮明に残っているのではないでしょうか。
トットちゃんが大好きだった「トモエ学園」の校長先生の小林先生ってどこまでも素敵な先生ですよね。現代にもこんな先生がいる「トモエ学園」のような学校があったらいいのになあ、と思うと同時に、小林先生のように子どものことを考え、接して、子どもに素敵な声をかけることができる親になりたいものだと、今日トットちゃん広場で過ごしながら思いました。
安曇野ちひろ美術館はいつも子どもたちの声があふれてる場所
安曇野ちひろ美術館は昔から大好きな場所。休日になると美術館を訪れた子供たちが美術館の庭の川で遊んだり広場を走り回ったりしていて、いつも子どもたちの声が溢れている素敵な場所です。その姿がいわさきちひろの絵で描かれている子どもたちとシンクロするんです。
カフェも素敵
安曇野ちひろ美術館にあるカフェからの眺めも素敵なんです。自然豊かな松川村の景色が最高です。
今日は1日、ちひろ美術館でのんびり過ごしてきました。素敵な休日でした。「窓ぎわのトットちゃん」、もう一回読もう。