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北海道で暮らしてカルチャーショックをうけた話。

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私は以前8年間北海道で暮らしていました。札幌市、小樽市、函館市、上川郡(旭川のとなり)に住みました。

 

長野県生まれなので、雪も寒さも慣れてはいたんですが、それでも北海道で暮らしたらカルチャーショックをうけることがいっぱいあったんですよ。

 

北海道暮らしでうけたカルチャーショック

長野県と北海道、同じ雪国でもいろいろと違うところがありました。

 

カルチャーショックその1.北海道は家が暖かかった!

北海道の家は玄関に防雪フードもついているし、家も高気密・高断熱設計されている家が多くて、隙間風とか入ってこないんですよ。だから、長野の家と比べて暖かかったんです。地方出身の人と話すと皆必ず「北海道の家って暖かいよね。」って言ってました。だから北海道の人は外が極寒でも家の中では半袖でいるし、あとね北海道の家にはこたつがないの。

 

本州の雪国ではこたつが冬の必需品だけど、北海道の人ってこたつ使わないんです。家の中が暖かいから、必要ないんだよね。私のように本州の雪国から引っ越して来た組がみんな驚いたことが「北海道の人、こたつ使わない」でした。

 

カルチャーショックその2.北海道の暖房費半端ない!

北海道の暖房はオール電化の家もあれば、FF式のガス・灯油ファンヒーター、煙突式石油ストーブの家が多くありました。私が住んでいた家は、札幌、函館、小樽のときはFF式のガスファンヒーターで、そこまで暖房費が高いということもなかったんですが、旭川の方に住んでいた時は古民家の一軒家を借りていて、冬マイナス30℃とかになる地域だったので家の中暖房つけっぱなしで暖房費が半端なかったんです。

 

暖房は煙突式の石油(灯油)ストーブで、お風呂とかのお湯も灯油で沸かしていた(灯油ボイラー)んですが、冬は灯油代が2週間で28,000円!(2週間毎に業者さんが灯油タンクに灯油入れに来る)。月56,000円もしました。家賃安いけど暖房費は半端なかった。

 

でも、暖房費節約しようとして逆に暖房を切ってしまうと、冷えきった家をあたためなおすのにめっちゃ暖房費がかかるんですよ、しかも、暖房切ってしまったら最後、玄関のドアが凍って開かない、とかそんな感じなんです。

 

カルチャーショックその3.旭川方面の寒さ半端ない!

旭川方面の寒さは半端なかったです。マイナス30℃とかになると外に出ると息するのが苦しいんですよ。寒すぎて。呼吸困難。

 

で、玄関のドア凍ってあかなかったり、車のドア凍ってあかなかったり、寒さでカーステの音が出なくなったり車のバックミラーがガッチガチに凍ってたり(車内に氷が張るのです)。水道管凍ったり(破裂しちゃったら修理代が高額になってしまうから怖い)。

 

朝は車の暖機運転必ずしないと寒すぎて運転できないから、冬のガソリン代も高くなる。

 

雪の量も半端なかった。でも、北海道の雪はサラサラで軽いので雪かきは長野よりしやすかったなあ。長野の雪のほうが湿雪で重たい。北海道の旭川のほうは夜中0時に雪かきしても、朝起きたらもう車が埋まってただの雪山になっている。だから夜中3時とか4時とかからまた雪かきして車掘り出してから出勤。

 

カルチャーショックその4.食べ物が美味しすぎる!

北海道、食べ物が美味しすぎた。スーパーの品揃えからしてすごく豊富!(特に魚介類)。あと、回転寿司が安いのに美味しすぎる。ラーメンも美味しい。ジンギスカンも美味しい。なにこれもう美味しいものばっかりじゃないか、っていうカルチャーショック。

 

そういえばカップ麺ですら美味しかった。北海道にしか売っていない、やきそば弁当。これ以上美味しいカップ麺食べたことない。間違いなく日本一美味しいカップ焼きそばは「やきそば弁当」だと思う。何で北海道でしか売ってないんだろう…。

 

そんな、いろいろとカルチャーショックを受けた北海道暮らしでしたが、北海道はとても好きな場所。特に一番暮らすのが楽しくて大好きだったのが、冬が大変だった上川郡。

 

冬は寒いし雪も多くて大変だけど、旭山動物園もすごく楽しかったし(年間パスポート超安いし)、富良野にも美瑛にも近いし、自然豊かでとても綺麗で、すごくいいところでした。

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↑美瑛でみつけたキタキツネ。

 

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